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商品名 | 最高値 | 最安値 |
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本場塩沢紬 やまだ織物製 十字亀甲絣 雪輪柄の反物(未使用) | 68000円 | 51000円 |
本場塩沢紬 切嵌文様の反物(未使用) | 25500円 | 18200円 |
本場塩沢紬 伝統工芸士 貝瀬音蔵作 150亀甲アンサンブルの男性用着物 | 14400円 | 10300円 |
本場塩沢紬 酒井織物の着物 | 9100円 | 6500円 |
塩沢紬 網目花文の着物(未使用) | 8900円 | 6200円 |
やまだ織という会社のものは本塩沢の中で高い査定がつくことが多いです。
新潟県南魚沼市塩沢にある1913年から続く老舗の織元です。
【雪の中のきれ】というブランドが1980年の全国伝統工芸品展で総理大臣賞を受賞しています。
平成天皇皇后両陛下のご成婚祝いとして本場塩沢絣を献上した会社でもあります。
また塩沢紬は、亀甲絣のもので亀甲の数字が高いものは査定が高くなる傾向にあります。
100亀甲、120亀甲、150亀甲と数字が大きければ亀甲の1つあたりの模様が小さく糸の密度が高くなります。
手間もかかり、職人の技術力が必要になってくるからです。
これらの査定ポイントを考慮しつつ買取店独自の査定基準に照らし合わせて塩沢紬の買取価格が決められます。
ただ買取相場を見ていただいてわかる通り、お店によって金額が全然違います。
できれば2~3社ほど大手の着物買取店に査定をお願いして相見積もりをとるのがオススメです。
この記事を書いたファミリーリサイクル店長の増子です。
当店では着物の出張買取を現在休止しています。
そこで10年以上、着物買取に携わった経験を元に着物を高く売る方法について解説していきます。
このページで紹介する業者がオススメな理由については下記のページに詳しく書いたのでご覧ください(^^)/
店舗名 | 出張買取のファミリーリサイクル |
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運営会社名 | フリーラン株式会社 |
所在地 | 岐阜県可児市星見台1-18 |
電話 | 090-1560-6278 |
代表者 | 増子大介 |
設立 | 平成24年2月 |
古物商許可 | 第543862009700号 |
新潟県南魚沼市周辺で生産されているのが「塩沢紬」という織物です。
この地域は豪雪地帯として有名で、湿った冬の気候が織物作りに適しています。
古くは奈良時代にはすでに越後上布と呼ばれる麻布が織られており、その技術が江戸時代中ごろには塩沢紬として新たな形で生まれました。
経糸には生糸や玉糸、緯糸には手紡ぎの真綿を使用して織られます。
塩沢紬の特徴として、細かい模様である蚊絣、十字絣、亀甲絣などが挙げられます。
また、主に紺や黒の地色に白や紺、黒といったシンプルな絣模様が特徴で、落ち着いた雰囲気を演出します。
ざらざらとした質感の中にも真綿特有の柔らかさや光沢があり、他の紬と比べても薄くて滑らかな仕上がりです。
同様に越後上布の技術を取り入れた、シボがある「本塩沢」や夏に向けて改良された「夏塩沢」もあります。
1. 図案作成および設計の段階では、元になるデザインや見本を参考にして、柄の配置を決めて方眼紙に詳細に書き込み、図案を作り上げる作業を行います。
また、織りをするための絣糸の長さや配置など全てを計画し、図面として表現します。
これは、塩沢紬を織る際に不可欠な重要な工程であり、この設計図に基づいて布地を織り上げていきます。
2. 糸作りや撚糸の段階では、塩沢紬に使用する繊維は生糸、玉糸、そして手作業で紡がれる真綿の手紡ぎ糸です。
真綿は、数時間にわたって煮込まれた繭をアク抜きし、一つひとつ手で引き延ばし、何層にも重ねて作られます。
こうして作られた綿状の真綿は、片手で広げながら、もう片方の手の指先で細心の注意を払って引き出し、均一な太さの1本の極細の糸に仕上げられます。
糸の太さは、引き出す際の手の強弱によって決まります。
このようにして作られるのが真綿の手紡ぎ糸です。
玉糸は、一つの繭に複数の蛹が入ってできる「玉繭」から取られます。
複数の蚕が一つの繭を作るため、糸が途中で絡まり、節ができることから「節糸」とも呼ばれています。
玉繭から取り出した玉糸は数本を引きそろえて撚りをかけ、太さや強さを均一に整えます。
また、経糸に使用する生糸は、用途によって仕分けを行い、撚り合わせて太さや強さを均一に調整します。
3. 墨付けおよびくびりの工程は、塩沢紬の特徴であるあらかじめ染められた絣糸で織る細かい模様を創るための重要なプロセスです。
最初に、作成した絣定規を使用して、縦糸に墨を使って模様の位置を印つけし、それに応じて部分的に綿糸でしっかりと結びます。
結んだ部分には染料が浸み込まず、ずれ防止のためにしっかりと結んでおかないと、染色の際に色が付いてしまい、絣模様がずれる可能性が生じます。
4. 摺込みは染色工程において墨で印を付けられた糸の位置に染料を摺り込んでいく作業です。
染色が終わった後は、繊維に色を定着させるために100℃の蒸気の中に入れて蒸し、その後乾かします。
5. 機織りの準備作業では、糸を用意した後に織機を準備します。
経糸は図案に沿って、絣がずれないように巻玉に固く巻き取ります。
巻き取った経糸を一本ずつ織機の綜絖目に通し、その後筬に2本ずつ通します。
綜絖目と筬は上下に動くため、通した糸も上下に動き、その間を杼という器具に通した緯糸を左右に織り上げます。
塩沢紬の標準的な経糸はおよそ1,260本です。
一方、緯糸は絣を作成した後、糸を紡ぐ際に使用する管に巻き取ります。
地糸は右撚りと左撚りを分け、それぞれ別の管に巻いておきます。
6. 織り作業では、経糸と緯糸の絣模様がずれないように丁寧に合わせながら進めていきます。
塩沢紬は細かい絣模様が多いため、非常に根気のいる作業となります。
この作業には高機と呼ばれる織機が使用されます。
7. 織り上がった後は、汚れや糊を洗い落とし、巾を整え、さらに汚れや織りムラなどがないか検査を行い、製品を完成させます。
店舗名 | 住所 | 電話 | ホームページ |
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やまだ織株式会社 | 〒949-6408 新潟県南魚沼市塩沢1507−1 | 025-782-1124 | https://www.yamadaori.jp/ |
施設名 | 住所 | 電話 | ホームページ |
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塩沢つむぎ記念館 | 〒949-6408 新潟県南魚沼市塩沢1227−14 | 025-782-4888 | https://www.tsumugi-kan.jp/ |